豆知識・お役立ち情報

介護レク 拒否する方に参加してもらう方法

介護レクをやっていると出てくる悩みに
参加を拒否する方がいることです。
拒否してるからいいかーと終わらせるのもなんだか。。。
なんとか参加してもらいたい物ですよね。

これをやれば絶対に参加してもらえるというのはありませんが
やれるだけの努力はしてみたいところです。

みなさんが知っていることになるかも知れませんが
自分が営業職を行い、介護職で働いたことで
これはやった方がいいと思ったことを少しお伝えできたらと思います。

参加拒否の方にレクへ参加してもらうために

参加拒否の方にレクへ参加してもらうためには以下2点が重要になります。

レクへ参加してもらうために

ラポールを築く
主体的になってもらう

そんなの当たり前だと思う方もいると思いますが
自分のコミュニケーションを再確認することも重要です。

ラポール(信頼関係)を築く

ラポールとはフランス語で「関係」という意味です。
営業ではまず何より、ラポールを築くことから始まります。
このラポールを築くことは介護の現場でもとても重要になります。
正直、介護では長時間一緒に過ごしていくことになるので
自然とラポールを形成していけます。
とはいえ、意識しているかしていないかで差は生まれます。


それに、高齢者の方は忘れっぽくなっていることもあり
ふとしたことで怒ってしまうこともあります。
それを避けるためにも常にラポール形成は意識する必要があります。


このラポールを築くためにまずは、アイスブレイクを行います。

アイスブレイクとは?

初対面の相手などと接するときに
お互いの緊張感をほぐして、スムーズに
コミュニケーションできる状態にするための手法

これはよく言われることですが、やはり重要です。
緊張している状態を「氷(アイス)」に喩え、
それを「壊す(ブレイク)」ことを目的に行います。

緊張とは少し違うかも知れませんが、レクに参加してくれない人には
何かしらの警戒心があるかと思います。
間違えたらどうしようとか、自分と他の人とは違うとか
何かしらを考えているかと思います。
ですのでレクに入る前には必ずアイスブレイクを行いましょう。

アイスブレイクの話題でよく使われるのは下記です。
頭文字をとって
木戸に立てかけし衣食住(キドニタテカケシ衣食住)と呼ばれています。

  • キ:季節・天気
  • ド:道楽・趣味
  • ニ:ニュース
  • タ:旅
  • テ:テレビ
  • カ:家族
  • ケ:健康
  • シ:仕事
  • 衣:衣類(相手の衣服について)
  • 食:食事(好きな食べ物・料理など)
  • 住:住居(出身地・住んでいる場所など)

このような話題でしたら、どんな相手でも何かしら話すことができます。
まずはお話をとにかくしましょう。
このサイトではニュースなどを扱っているので
そのニュースを事前に読んでおいて
その内容を一緒に話してもらうといいかと思います。
一緒に話してもらうことで主体的になる導入ポイントを作ることもできますので。

そしてこのアイスブレイク中に気にするべき点が2つあります。
(実際にはもっと色々あるのですが2つに絞ります。)

アイスブレイクで気をつけること

バックトラック
ペーシング

この2点です。

バックトラック

バックトラックとは?

相手の言葉をオウム返しすること

そうです、ただこれだけ。相手の言葉をオウム返しします。
ただ、オウム返しと言ってもいくつかのパターンがあります。

  • 要約して返す
  • キーワードを返す
  • 直前の語尾を返す

基本的にはこの3パターンになります。
例えば、、、

「昨日佐藤さんとたまたま出会って話してたら
孫が結婚するから今日結婚式に行くらしいわ」

と言われたとします。

  • 佐藤さんのお孫さん結婚するの?なら今日結婚式行ってるんだね
  • あら、お孫さんが結婚するんだね
  • あ、結婚式行くんだー

このような3パターンになってきます。
もちろん質問とかをしてあげたほうが話は広がりますが
まずはバックトラックでオウム返ししてあげましょう。

まずは自分の話をちゃんと聞いてくれているんだということを
分かってもらうことが重要です。
いきなり質問すると少し身構える可能性もありますので。

そしてもう1つが、

ペーシング

ペーシングとは?

いろいろな要素を相手に合わせること

相手の話し方、スピード、姿勢に合わせて自分も会話をすることです。
バックトラックもそうですが、やり過ぎてはいけません。
ごく自然にできる範囲でしましょう。

仲良い人とカフェにいて話をしていれば
相手がコーヒーを飲んだタイミングで自分もコーヒーを飲む
という行為が無意識に行われているはずです。
ですので無理やり行う訳ではなく
あくまで自然にできるようにしましょう。

相手と目線の高さが違うなら合わせてあげるのが大事ですし
話す人によって会話のスピードを変えてあげることが重要です。

この2点は忘れないようにしましょう。

そしてもう1つが、

主体的になってもらう

これはラポール形成と被る部分もあるのですが、少しだけ違います。

ラポール形成が「守り」のコミュニケーションだとすると
主体的になってもらうことは「攻めの」コミュニケーションとも言えます。

例えば、車が欲しいと思ったら車屋さんに相談しにいきますよね。
その時こんな車が欲しいんだと相談します。
それで自分に合うものを紹介してくれます。

その後成約率をあげるためには
実際の車に触れてもらうことが重要ですよね。この部分です。
車の中を見てもらったり、もっと言えば試乗してもらったり。
これがあるかないかで大きく成約率は変わってきます。
成約までのスピードが変わると行ったほうがいいかも知れませんね。

では、具体的には何をしたらいいのでしょうか。

ジャンケンをする

「そんなことか」と思うかも知れませんが、これとても重要ですね。
体を使ってこちらとのコミュニケーションに参加してもらえますから。
「私が勝ったらお昼のおかず頂戴ね」とか
ふざけて始めてみるのがいいかもしれません。

あとは勝ったらトイレ一緒行きましょう。とか
なんでもいいのでジャンケンをする理由を適当につけてあげるといいかもです。

相手のキャラクターによっては、いきなりジャンケンするだけでも十分な場合もあります。

体を使った性格診断をする

例えばこんなのはどうでしょうか。
自分で手を組んでもらって(お祈りの時みたいな感じ)
どちらの親指が上にあるかで性格診断。
加えて腕を組んだ時にどちらの腕が上にあるかで性格診断。

これはちゃんとした性格診断です。

手の組み方で分かること

左親指が上
情報のインプットが右脳 (物事を右脳で考える)

右親指が上
情報のインプットが左脳 (物事を左脳で考える)

腕の組み方で分かること

左腕が上
情報のアウトプットが右脳(右脳で行動する)

右腕が上
情報のアウトプットが左脳(左脳で行動する)

こうゆうことになります。
ですので結果はこうなります。

右脳(指)× 右脳(腕)

直感で捉え直感で処理するタイプ
【性格】楽天的・マイペース・自分大好き
イメージ・感覚で行動するタイプで、天才肌

右脳(指)× 左脳(腕)

直感で捉え理論的に分析処理するタイプ
性格】個性豊か・負けず嫌い・我が道を行きつつ
    客観的な視点も。感覚的に直感で分かって
    論理的に話すので出世タイプ

左脳(指)× 左脳(腕)

論理的に捉え論理的に分析処理するタイプ
性格】几帳面・努力家・筋道を立てて真面目に考える
    現状を論理的に分析し行動するタイプで
    頼れる兄貴肌

左脳(指)× 右脳(腕)

論理的に捉えて直感で処理するタイプ
性格】社交的・お喋り・細かい事は気にしない
    論理的に分析はしているのですが
    表現が感覚的なので理解されにくい憎めないタイプ

これをやって頂いてお話するのはいいかもしれません。
お話もできて自分の体も使ってもらえるので主体的になってもらえます。

これを行ってからレクを始めれば、
相手の反応は少し変わってくるかと思います。

参加してもらう方法まとめ

ラポールの形成をして、主体的になってもらう。
この2点がとても重要になってきます。

「そんなこと知っている」「もうやっている」て人もいるかとは思いますが
その時はそのまま続けてもらえればいいと思います。

何か役に立つ情報を提供していけるよう頑張ります。

レク案なども記載してますので
よかったら使ってください!

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